鬼師紹介 – 株式会社藤本鬼瓦製作所

初代　藤本勝巳

鬼瓦に魅了され、宇城市に藤本鬼瓦製作所を設立。
仕事に誇りを持ち、時には損得抜きで仕事をやり抜く精神は職人の鏡である。
確かな腕と人情味で皆様に愛されていた初代鬼師。鬼師としての技術はもちろん誠実な姿勢、追求精神は今も後世に受け継がれている。

代表作は熊本城の天守閣の鯱鉾、全高６m芦北大鬼瓦。
2007年　熊本城天守の鯱瓦に破損が見つかり、大天守鯱瓦を制作。

二代目　藤本康祐

小さい頃から手先が器用で物作りが好きな青年として育つ。
父であり師匠である藤本勝巳の元、厳しく鬼瓦づくりの技術を学び鬼師となる。
熊本城の鯱などをはじめ、文化財や寺社仏閣用の特殊装飾瓦を復元する業務を専門分野とし、現在は若手育成にも力を入れ活動中。代表的な作品として龍王神社、巨大鬼瓦がある。

2007年　熊本城天守の鯱瓦に破損が見つかり、小天守鯱瓦を制作。
2017年　熊本城天守閣復旧整備工事に伴い、大天守鯱瓦を制作。

三代目　藤本修悟

東京にて接客、料理の経験を経て、鬼師となるべく藤本鬼瓦に入社。
先代達の意思を受け継ぎ、父である藤本康祐のもとで鬼師としての修行。古き良き伝統を守りながら、現在は三代目として鬼瓦づくりに努めている。
近年の作品としては、明治天皇行在所の瓦を復元。また、伝統ある鬼瓦に親しみを持って頂けるよう、ミニしゃちほこやミニ鬼瓦などの観賞用瓦製品なども扱っている。
2017年　熊本城天守閣復旧整備工事に伴い、小天守鯱瓦を制作。